主日礼拝メッセージ「低い者を顧みてくださる主」2026/03/22

聖書箇所:詩篇 138篇 1-8節
鴨下直樹牧師

鴨下牧師 笠松教会での最後のメッセージとなります。
長きにわたりありがとうございました。

2026.03.22

笠松教会説教 

 今日は、私の笠松教会での最後の礼拝説教となりました。二年間、あっという間でしたけれども、みなさんと共に本当に豊かな時間を過ごさせていただきました。また、みなさんがみことばに耳を傾けてくださることを喜びとしてくださっていることを、牧師としてとても感謝しています。

 そこで、今日は創世記の11章の終わりの説教をする予定でしたけれども、予定を変更して詩篇138篇から今日は共にみ言葉に耳を傾けていきたいと願っています。

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主日礼拝メッセージ「バベルの塔 ー言葉の届く喜びー」2026/03/15

聖書箇所:創世記11章1-9節
鴨下直樹牧師

創世記11章1-9節 「バベルの塔 ― 言葉の届く喜び― 」

2026.03.15

 私ごとではじめて大変恐縮なのですが、私たち夫婦がドイツに住むようになったのは今から20年ほど前のことです。以前日本で短期宣教師をしていた友人のドイツ人の家を間借りすることになったこともあって、ついてすぐに彼の通っている教会に、私たちも出席することになりました。はじめの頃は本当にまったくドイツ語が理解できませんでした。少し勉強していったつもりでしたが、こんなにも分からないものかと愕然としました。けれども、そんな私たちにドイツの教会の方々は親しく語りかけてくださって、毎週日曜日になると、いろんな教会の方の家に招かれて食事を共にしました。私たちは、当時常に電子辞書を持っていて、単語を調べながらなんとか会話らしきものをするといった具合です。
 その度に、みなさんが言われたのは、「バベルの塔のせいで私たちは今お互いに会話ができないけれども、天国にいったら思う存分会話ができるんだから楽しみだね」と言われるのです。

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主日礼拝メッセージ「歴史の中で働かれる主」2026/03/08

聖書箇所:創世記10章1-32節
鴨下直樹牧師


創世記10章1-32 「歴史の中で働かれる神」
2026.03.08
笠松教会


 創世記も今回で10章までやってきました。聖書朗読をされた司式者の方は、カタカナの名前がたくさん出てきて読みにくかったかもしれません。ここには、大洪水が終わってから、人類がノアの子どもたちであるセム・ハム・ヤフェテの代になって70 の部族・民族に増え広がっていったことが記されています。セムはイスラエルやアラブの民族、ハムはエジプトやエチオピア、ヤフェテがいわゆる白人と呼ばれる人々へと増え広がっていきました。
 まず一節をお読みします。ここには、この第十章の要約が記されています。「これはノアの息子、セム、ハム、ヤフェテの歴史である。大洪水の後、彼らに息子たちが生まれた。」
ここには、神は大洪水によって世界の人々は滅ぼされたけれども、神によってもう一度世界に人々が増え広がっていったことがここに記されています。このように、子孫が広がっていくことは、神のゆるしなしには成し得ないことであって、ここに神の祝福を見ることができるのだということをこの10章は語っているのです。

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主日礼拝メッセージ「すべてを新しくする主に期待する一年」2026/01/11

聖書箇所:ヨハネの黙示録章21章5節
鴨下直樹牧師

 新しい年を迎えました。今年のローズンゲンによる年間聖句は、ヨハネの黙示録の21章5節のみことばです。
 5節全体を読んでみます。
 「すると、御座に座っておられる方が言われた。『見よ、わたしはすべてを新しくする。』また言われた。『書き記せ。これらのことばは真実であり、信頼できる。』」

 主は、語られます。「見よ、わたしはすべてを新しくする!」と。新年を迎えて、こうしてみなさんと共に礼拝をお捧げすることができることをとても嬉しく思います。
みなさんは、新しい年を迎えた時に、「今年の目標」とか「新年の抱負」といったようなものを考えられたでしょうか?

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クリスマス礼拝メッセージ「クリスマスのしるし」2025/12/21

聖書箇所:ルカの福音書2章1-7節
鴨下直樹牧師

ルカの福音書2章1-7節 「クリスマスのしるし」

2025.12.21

笠松キリスト教会 クリスマス礼拝

 いよいよクリスマスを迎えます。今週はアドヴェント第四主日です。今週の24日にクリスマスのお祝いのために、夜もイブ礼拝を行う予定にしています。また、今日の午後はクリスマスの祝会を行うことにしています。クリスマスは、主イエスがお生まれになられたことを、共にお祝いする嬉しい時です。この時に、私たちは互いに「クリスマスおめでとう!」と声をかけあいます。共に、主イエスが私たちのために生まれて下さった喜びをお祝いしたいのです。

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主日礼拝メッセージ 使徒信条の信仰15「罪を赦す神の恵み」2025/11/16

聖書箇所:ローマ人への手紙 3章21-30節
鴨下直樹牧師

 

 今日は、使徒信条の最後の方にある「罪の赦し」という告白を一緒に考えていきたいと願っています。

 それで、今朝はローマ人への手紙の3章を開きました。このローマ人への手紙3章のことをかつて改革者ルターは「ローマの書の中心、いや、前聖書の中心と見て良い」と語りました。こう言ったのはルターだけではありません。エミール・ブルンナーというドイツの神学者がおりました。この人は、今から60年ほど前のことですけれども、日本の国際基督教大学で教鞭をとったことがあります。このブルンナーがこのローマ3章21節から26節までのところから大学の礼拝で説教した時にも、「新約聖書の中心」という題で説教しています。それほどに、この箇所は聖書の中心的な内容を語っている箇所なのです。そして、まさにその中心で何が語られているかと言うと、「罪の赦し」をここでパウロは語っているのです。

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主日礼拝メッセージ 使徒信条の信仰14「聖徒の交わり」2025/10/19

聖書箇所:ヨハネの手紙第一 1章1-10節
鴨下直樹牧師

 

 使徒信条の信仰をよく理解していただきたいと願いながら、少しずつ使徒信条の聖書箇所からみ言葉を聞いてきまして、今回で14回になります。今日のところは使徒信条の「聖徒の交わり」という部分です。

 この礼拝に集っておられる方々は、この笠松教会で洗礼を受けられた方が少なくありません。けれども、他の教会で洗礼を受けて、引っ越しや、結婚や、あるいは何らかの事情でこの笠松教会の礼拝に集っておられる方もあると思います。あるいは、まだ洗礼を受けておられない方もおられます。今この礼拝に、実にさまざまな地域で生活され、また信仰に導かれた方々がここで一つにされているという不思議さを感じます。生まれた地域も違えば、信仰に導かれた教会も違う、あるいは、さまざまな異なる考え方をしている人たちが、こうして一つの教会にされています。これが、「聖徒の交わり」という言葉で表現されている教会の一つの姿です。

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召天者記念メッセージ「主と同じ姿に」 2025/09/21

聖書箇所:コリント人への手紙第二 3章18節
鴨下直樹牧師

 今日は召天者記念礼拝です。今日こうして、久しぶりに顔を会わせる方々があることをうれしく思います。毎年のことですけれども、教会ではこのようにして、すでに天に召された方々のことを思い起こしながら礼拝の時を持っています。それはつまり、私たちの教会では一年に一度、みなさんと共に「死」について考える時をもっているということです。

 私たちは普段、日常の生活の中から死をできるかぎり追い出して生活しています。死について考えますと、気がめいってしまうからです。けれども、誰も避けて通ることは出来ません。しかし、死を考えるということは、本当は何にもまして考えておかなければならないことです。自分のいのちをどのように終えるのか。その人生をしめくくるのを、漠然とした、もやもやしたものの中に放り込んだままでいることは、自分の人生そのものが、どこに向かっているのか分からないまま、もやもやと毎日を過ごしているということになってしまうのです。けれども、問題は、この死についてどう考えていいのかがよく分かりません。そのために、遠ざけてしまっているというのが、現状なのではないかと思うのです。それで、今日は、聖書が、この死の問題をどう考えているのかということを、少し一緒に考えてみたいと思うのです。

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主日礼拝メッセージ 使徒信条の信仰13「聖なる公同の教会」2025/07/20

聖書箇所:マタイの福音書16章13-20節
鴨下直樹牧師

「聖なる公同の教会」 マタイの福音書16章13-20節

使徒信条による説教13

2025.07.20

 昨年、私たち同盟福音キリスト教会は、横浜での宣教を開始しました。もうすでに、数年前からフライスレーベン宣教師ご夫妻が伝道をはじめていたのですが、礼拝のための場所を借りて、礼拝をはじめました。教団の役員会でも、その数年前に一度横浜を訪ねて、宣教地の視察に行ったことがあります。そのときに、横浜にあります横浜海岸教会を訪ねました。と言っても、外から見ることしかできなかったのですが、ここが日本で最初のプロテスタント教会なのかと感慨深い思いでした。横浜海岸教会というのは、日本で最初のプロテスタント教会です。

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主日礼拝メッセージ「神とともに歩む人生」2025/07/13

聖書箇所:創世記5章1-32節
鴨下直樹牧師

創世記5章1−32節 「神と共に歩む人生」

2025.07.13

 先週、中野集会が行われました。その中野集会でお話ししたテーマは「老い」です。「老い」というのは、私たちはできれば避けて通りたいことと考えているかもしれません。「老い」という言葉から、あまり良いイメージは出てこないのです。

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