聖書箇所:創世記4章17-26節
鴨下直樹牧師
創世記4章17-26節 「カインの末裔とセツの子孫」
2025.05.18
今、笠松教会の礼拝において創世記の御言葉を聞き続けています。この創世記は、神がこの世界をお造りになったことと、その後、人々がどのように神と歩んだのか、いや、どうして神と共に歩むことができなくなったのかが丁寧に語られています。ここまでのところで、この創世記は、人間が神のように生きたいと願った結果、神から離れて生きることを選び取ってしまったことがしるされていました。そして、前回のところでは、アダムとエバの二人の息子カインが、弟アベルと共に生きることを拒み殺してしまうことを通して、一緒に生きていく者を失ってしまったことが語られていました。つまり、信頼すべき神を失い、愛すべき隣人を失っていったことが記されていました。こうして人間は孤独な存在となったのです。ここまでが、前回までのところです。
“主日礼拝メッセージ「カインの末裔とセツの子孫」2025/05/18” の続きを読む